個人事業主のための請求書作成、無料でできる範囲とインボイス対応の基本
個人事業主・フリーランス向けに、請求書の基本項目とインボイス制度で増えた記載項目を整理し、無料でできる請求書作成の方法を紹介します。
議事録作成、今すぐ試せます。 会議メモを貼るだけで30秒で完成。
無料で試す →開業して間もない個人事業主やフリーランスにとって、請求書づくりは「毎回それなりに時間がかかるのに、慣れない作業」の代表格です。さらにインボイス制度(適格請求書等保存方式)が始まってからは、記載項目が増えて「これで合っているのか不安」という声も増えました。
この記事では、請求書に最低限必要な項目とインボイス対応のポイントを整理したうえで、コストをかけずに請求書を作る方法を紹介します。専門的な会計知識がなくても読み進められるように、実務の流れに沿ってまとめています。
この記事はこんな方向け
- 請求書を毎回ゼロから作っていて時間がかかっている個人事業主・フリーランス
- インボイス制度に対応した請求書の書き方が分からない方
- 有料ソフトを契約する前に、無料でできる範囲を知っておきたい方
請求書に必要な基本項目
請求書は法律で様式が決まっているわけではありませんが、取引の証憑として、また受け取った相手が経理処理をするために、一般的に次の項目を記載します。
- 書類のタイトル(「請求書」)
- 請求書の発行日
- 請求先(取引先の名称)
- 発行者(自分の屋号・氏名・連絡先)
- 取引内容(品目・数量・単価)
- 金額(小計・消費税・合計)
- 振込先の口座情報
- 支払期限
ここまでは、インボイス制度の前から変わらない基本です。まずはこれらが漏れなく入っていることが請求書の出発点になります。
インボイス制度で増えた記載項目
インボイス制度に対応した請求書(適格請求書)として扱うためには、上記に加えて次の項目が必要になります。
- 登録番号(インボイス発行事業者として登録した際に発行される「T」から始まる番号)
- 適用税率(8%・10%など、税率ごとに区分して記載)
- 税率ごとに区分した消費税額
ポイントは、税率が複数ある取引(軽減税率の対象を含む場合など)では、税率ごとに分けて金額と消費税額を書く必要があるという点です。逆に、すべて10%の取引であれば、その税率と消費税額が明記されていれば対応できます。
なお、インボイス発行事業者として登録するかどうかは事業者ごとの判断です。登録していない場合は登録番号を記載できませんが、その場合でも請求書自体は発行できます。自分が登録事業者かどうかは、取引先との関係や売上規模を踏まえて検討してください。
(注:税務上の取り扱いは個々の状況によって異なります。登録の要否や具体的な処理については、必要に応じて税理士や所轄の税務署にご確認ください。本記事は一般的な情報の整理を目的としています。)
無料で請求書を作る3つの方法
請求書づくりにいきなり有料ソフトを契約する必要はありません。無料でできる主な方法は次の3つです。
1. テンプレートを使って表計算ソフトで作る — WordやExcel、Googleドキュメント/スプレッドシートのテンプレートを使う方法。自由度は高い反面、毎回フォーマットを開いて入力し、PDFに変換する手間がかかります。
2. 無料の請求書作成ツールを使う — 項目を入力すると体裁の整った請求書をそのまま出力できるツール。テンプレートを管理する手間が省け、記載項目の抜け漏れも起きにくくなります。
3. 会計ソフトの無料プランを使う — 会計全体を管理したい場合の選択肢。多機能な分、請求書だけ作りたい人にはやや複雑に感じられることもあります。
「とにかく請求書を早く・きれいに作りたい」という段階であれば、2の専用ツールが手間とのバランスが良い選択肢になりやすいです。
nippo-aiの請求書作成ツールでできること
nippo-aiの請求書作成ツールは、必要な項目を入力すると請求書をPDF形式で出力できる無料の機能です。インボイス制度で求められる登録番号や税率・消費税額の記載にも対応した形で作成でき、毎回フォーマットを用意し直す手間を減らせます。
請求書だけでなく、見積書・納品書も同じ操作感で作成できるため、「見積もりを出して、納品して、請求する」という一連の流れを揃った書式で進められます。書式がバラバラになって転記でミスが起きる、といった手間を抑えやすいのも利点です。
請求書作成ツールは「ツール一覧」ページから、登録不要で試せます。まずは1枚作ってみて、自分の取引に合うかを確かめてみてください。
無料の範囲で足りなくなってきたら
事業が軌道に乗り、毎月の請求件数が増えてくると、「過去の請求をまとめて見返したい」「月末の請求業務を一気に片付けたい」といったニーズが出てきます。nippo-aiでは、こうした継続的な事務作業を効率化したい方向けに、スタンダードプラン(¥980/月)も用意しています。
ただ、開業して間もない段階であれば、まずは無料の範囲で請求書・見積書・納品書を作ってみるのが現実的です。実際に使ってみて「もう少し効率化したい」と感じたタイミングで、料金ページで内容を確認してみてください。
まとめ
請求書は、基本項目に加えてインボイス制度の登録番号・税率・消費税額を押さえれば、特別な様式がなくても作成できます。無料でできる方法はいくつかありますが、抜け漏れを防ぎつつ手間を減らしたいなら、入力するだけで整った請求書をPDF出力できる専用ツールが扱いやすい選択肢です。
まずは無料の範囲で請求書を1枚作ってみるところから始めてみてください。